鎮火祭(ちんかさい)
2025年12月31日
広島県 廿日市市
厳島神社で毎年大晦日(12月31日)に行われる伝統の火難除けの神事で、午後6時から約30分間、宮島の御笠浜(石鳥居〜嚴島神社入口)を舞台に開催されます。祭典は嚴島神社の祓殿で斎火(いみび)を灯す神事から始まり、斎主が祝詞をあげた後にその火を松明(たいまつ)に移して御笠浜の大束(おおたば)へ点火します。町内から大小さまざまな松明(大松明から長さ約50cmの小松明まで)約1,000本が持ち寄られ、大松明は20〜30人で担がれ「たいまつ、ヨイヨイ」と掛け声をかけながら御笠浜を練り歩きます。小松明は持ち帰って神棚に供え一年間の火難除けの護符とされる習わしがあり、御笠浜一帯が炎と熱気に包まれる勇壮な年越しの行事です。例年多くの見物客と混雑が予想されるため、会場周辺は大変賑わいます。これらの内容は嚴島神社と宮島観光案内の公式説明に基づいています[4][6].
はつかいち ニューイヤー・ガラ・コンサート2026
2026年01月10日
広島県 廿日市市
2026年1月10日(土)に広島県廿日市市のウッドワンさくらぴあ大ホールで開催される「はつかいち ニューイヤー・ガラ・コンサート2026」は、「新春の煌めき、華やかな弦楽の調べ」をテーマにしたコンサートです。開演は14:00、開場は13:30から。全席自由席で、一般料金は3,000円(当日は500円増し)、18歳以下は1,500円となっています。友の会会員は一般料金から300円割引(2枚まで)があります。コンサートは、華やかな弦楽器の音色を中心に新春の祝賀ムードを盛り上げるプログラムが予定されており、年初の文化的な集いとして地域の音楽ファンに人気のイベントです。中高生から大人まで幅広い層に開かれているため、家族連れでも楽しめる内容となっています。
三鬼大権現春季大祭 柴灯大護摩供・火渡り神事
2026年04月15日
広島県 廿日市市
広島県廿日市市・宮島の大本山 大聖院で毎年行われる伝統行事で、正式名は「三鬼大権現春季大祭 柴灯大護摩供(さいとうだいごまく)・火渡り神事」です。例年、大般若転読などの護摩法要が執り行われた後、檜の青葉を燃やして一旦大きな火焔を立てる柴灯大護摩供が行われ、その後に大導師・僧侶・山伏・信者・参拝者の順で素足のまま火床を渡る火渡りが行われます[5][6]。火渡りは願望成就や火難除けを祈念する神仏習合の儀式で、参拝者が参加できる回もあるのが見どころです[5][6]。また「消えずの霊火」とされる火から移された霊火を用いる伝承があり、炎が立ち上る迫力ある護摩の火と、素足で火を渡る緊張感と信仰の場面が観覧・参加双方の魅力となっています[5]。大聖院の行事案内や寺院公式ページに開催の日時・当日の進行(例:大般若転読、柴灯大護摩経、火渡り式の順)や集合場所が示されるため、年による開催日や開始時刻の変動は公式案内で確認の必要があります[4][2][7].