
九州国立博物館開館20周年記念特別展「平戸モノ語り 松浦静山と熈の情熱」
文化
- 開催期間
- 2026年01月20日(火) - 2026年03月15日(日)
- 開催地
- 福岡県 太宰府市 / 九州国立博物館
- 詳細
- 江戸時代、長崎の平戸藩主であった松浦家。文化人とのネットワークを築き、多種多様なモノを収集して後世に歴史を遺すことに情熱を注いだ九代藩主の松浦清(号は静山)と、先祖や地域ゆかりのモノを収集し、後世に遺すことに情熱を注いだ十代藩主の熈の親子に焦点を当てた特別展です。性格は正反対ながらも、それぞれが「モノ」の収集に情熱を傾け、守り伝えた品々を紹介します。静山は歴史考証が盛んになった時代に生き、豊富な資料から正確な歴史を読み取り、後世に歴史を遺すという情熱に裏打ちされた収集を行いました。一方、熈は社会矛盾が広がった時代に生き、松浦家と平戸を守ることを使命とし、先祖や地域ゆかりのモノを収集・修復し、想いを込めることで、自らの想いが末永く家と平戸を守ると考えていました。本展では、この親子が集め、守り伝えた「モノ」から、静山と熈が注いだ情熱とその背景に迫ります。会期中、一部作品の展示替えが行われます。





