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黄金に輝く秋の絶景!全国イチョウ名所特集

日本各地で見頃を迎えるイチョウの名所をご紹介。樹齢1000年を超える巨木から、歴史ある城址公園まで、黄金色に染まる秋の風景を楽しめるスポットとイベントを厳選しました。

IBECO編集部

秋が深まる11月、日本各地でイチョウが見頃を迎えます。黄金色に染まる大木、歴史ある城址に佇む古木、水面に映る幻想的なライトアップ。今回は、一度は訪れたい全国のイチョウの名所と、この時期だけの特別なイベントをご紹介します。

日本一の巨木!青森・北金ヶ沢の大銀杏

青森県深浦町にそびえ立つ北金ヶ沢の大銀杏は、まさに「生きた国宝」と呼ぶにふさわしい存在です。樹齢1000年以上、高さ約31メートル、幹周約22メートルという圧倒的なスケールは、日本最大級のイチョウとして知られています。

ビッグイエロー2025の見どころ

11月中旬から下旬にかけて開催される「ビッグイエロー2025」では、夜間のライトアップが行われ、昼間とは全く異なる幻想的な姿を楽しむことができます。黄金色に輝く巨大な樹冠が夜空に浮かび上がる光景は、まさに圧巻の一言。

期間中は地元の特産品販売も行われ、深浦町の豊かな自然と文化を存分に体験できます。日本海の海の幸を使った料理や、地元の工芸品など、ここでしか出会えない魅力が満載です。

歴史と自然が融合!千葉・佐倉城址公園

千葉県佐倉市の佐倉城址公園は、400年の歴史を持つ城跡に広がる自然豊かな公園です。11月上旬から12月上旬にかけて、園内のイチョウやモミジが美しく色づき、歴史的な景観と秋の彩りが見事に調和します。

城址公園ならではの魅力

公園内には、天守閣跡や空堀などの城の遺構が残されており、紅葉散策と同時に歴史探訪も楽しめます。特に注目すべきは、樹齢400年を超える「夫婦モッコク」と呼ばれる天然記念物。イチョウだけでなく、シイやカシ、カエデなど多様な樹木が織りなす秋の風景は、写真愛好家にも人気のスポットです。

入園無料で気軽に訪れることができ、京成佐倉駅からのアクセスも良好。都心から日帰りで楽しめる紅葉スポットとして、多くの人々に愛されています。

水面に映る幻想的な風景!岐阜・曽木公園

岐阜県土岐市の曽木公園は、「飛騨・美濃紅葉33選」にも選ばれる紅葉の名所です。約300本のもみじ、カエデ、イチョウが大小8つの池を囲むように植えられており、水面に映る紅葉の美しさは格別です。

ライトアップが創り出す別世界

11月18日から25日まで開催される「曽木公園もみじライトアップ」では、16時30分から21時まで園内が幻想的にライトアップされます。池に映り込む紅葉とイチョウ、そして光の演出が織りなす風景は、まるで別世界に迷い込んだかのような美しさ。

撮影スポットとしても人気が高く、特に入口から2つ目の橋を渡った先の最初の池は、絶好の撮影ポイント。三脚の使用は混雑時間帯(16:30〜19:00)は制限されることがありますが、フレキシブルな三脚なら使用可能です。

入場料はライトアップ期間中300円とリーズナブルで、駐車場も無料で利用できます(通常時は600台分の臨時駐車場も用意)。

イチョウ観賞のベストシーズン

見頃時期の目安

  • 北日本(青森など): 11月中旬〜11月下旬
  • 関東(千葉など): 11月上旬〜12月上旬
  • 中部(岐阜など): 11月中旬〜11月下旬

気候によって若干前後しますが、各地のイチョウは概ね11月が最盛期となります。特にライトアップイベントは期間限定のため、事前に開催日程を確認して訪れることをおすすめします。

観賞のポイント

  1. 時間帯を変えて楽しむ: 朝の清々しい光、昼の鮮やかな黄金色、夕暮れ時のグラデーション、そしてライトアップと、同じ場所でも時間帯によって全く違う表情を見せます。

  2. 天候をチェック: 晴れた日はもちろん美しいですが、雨上がりの濡れた葉が光を反射する様子や、霧に包まれた幻想的な風景も魅力的です。

  3. 落葉も楽しむ: イチョウの葉が地面を黄金の絨毯のように覆う光景も、この時期ならではの美しさです。

まとめ

日本各地のイチョウの名所は、それぞれに独自の魅力を持っています。千年の時を超えて生き続ける巨木、歴史的建造物との調和、水面に映る幻想的な風景。この秋は、黄金色に輝くイチョウを求めて、特別な体験を楽しんでみてはいかがでしょうか。

各イベントの詳細情報や最新の見頃情報は、各施設の公式サイトでご確認ください。素敵な秋の思い出作りに、ぜひお出かけください。

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