北海道の花火大会の魅力
広大な大地と海に囲まれた北海道。短い夏を最大限に楽しむため、各地で個性豊かな花火大会が開催されます。日本最北端の稚内から、歴史ある函館まで、8月は道内各地で花火が夜空を彩ります。海上花火、湖上花火、山間部での花火など、雄大な自然を背景にした花火は格別の美しさです。
8月開催の注目イベント
道北地方の花火大会
🎆 稚内・留萌エリアの花火イベント
日本最北端の稚内市では「第62回 稚内みなと南極まつり大花火大会」が開催され、スターマインやワイド仕掛け花火など多彩な花火が1万人以上の観客を魅了します。羽幌町の離島・天売島では、8月末に「天売島花火大会」が開催され、島の美しい自然環境を背景に花火が打ち上げられます。中頓別町の「第44回 北緯45度夏まつり」では花火大会が行われ、遠別町の「2025遠別川夏まつり」では大花火大会がフィナーレを飾ります。
道東地方の花火大会
🎆 十勝エリアの花火イベント
広尾町の「第69回十勝港まつり第35回『十勝港海上花火大会』」は、十勝管 内の港では唯一の花火大会として親しまれています。7,000発の花火が打ち上げられ、特に中国花火や水中花火といった海上ならではの演出が見どころです。足寄町では「足寄ふるさと盆踊り両国花火大会2025」が開催され、約25,000人が訪れる大規模なイベントとなっています。
🎇 オホーツク・根室エリアの花火イベント
網走湖畔では「めまんべつ観光夏まつり」で約3,000発の水上花火大会が開催され、スターマインや水上花火が湖面と夜空を彩ります。大樹町の「第34回歴舟川清流まつり」では日本一きれいな川と評価された歴舟川を背景に約2,500発の花火が打ち上げられます。標津町の「標津町民祭り 水・キラリ」では「光と音のファンタジー」花火大会が、興部町の「おこっぺ夏まつり」では4,500発の花火が音楽に合わせて打ち上げられます。
道央地方の花火大会
🎆 上川・空知エリアの花火イベント
旭川市の「旭川夏まつり」では石狩川河畔で約4,000発の花火が打ち上げられ、道北最大級の夏の風物詩となっています。東川町の「2025ひがしかわどんとこい祭り」では羽衣公園で迫力ある花火が、幌加内町の「朱鞠内湖湖水祭り」では湖上に打ち上げられる花火と水中花火が必見です。芦別市の「キラキラ☆フェスタあしべつ2025」ではフィナーレに花火とレーザー光線のコラボレーションが楽しめます。
🎇 空知・石狩エリアの花火イベント
滝川市の「たきかわ納涼花火大会」では、新町河川敷特設会場で約3,000発の花火が打ち上げられます。当別町の「とうべつ花火大会」では、スターマインや創作花火など約4,000発が夏の夜空を彩ります。剣淵町の「第28回絵本の里けんぶち桜岡湖水まつり」では桜岡湖畔で1,500発の花火が、東神楽町の「第53回ひがしかぐら花まつり」では義経公園で花火が打ち上げられます。