
金剛寺 初詣
2026年01月01日 - 2026年01月03日
奈良県 五條市
奈良県五條市にある金剛寺で開催される初詣は、本尊の薬師如来へ長寿ろうそくの献灯を奉納できる特別な機会です。また、西国薬師霊場第9番、西国薬師霊場第9番薬師霊場、関西花の寺霊場第23番札所としても知られ、除病延寿、心身快楽、家内安全、無病息災などのご利益を祈願できます。平安時代末期に平重盛が創建したと伝わる古刹で、藤原時代作の本尊薬師三尊像が安置されています。四季折々に花を楽しめる寺として有名で、特にボタンの名所として100種1000株の艶やかなボタンが咲き誇ります。初詣期間中は正月三が日で約100人ほどの参拝客が訪れ、静かな雰囲気の中で新年を祈願できます。拝観時間は8:30~16:30頃で、通常拝観料は大人300円、中学生・小学生150円です。寺の前には普通車約40台分の無料駐車場があり、アクセスもJR五条駅からバスや車で便利です。このイベントは新年の健康と家内安全を願う人々にぴったりの伝統的な初詣です。[1][2][3]

陀々堂の鬼はしり
2026年01月14日
奈良県 五條市
奈良県五條市大津町の念仏寺陀々堂で毎年1月14日に開催される、500年以上の伝統を誇る火の祭典「陀々堂の鬼はしり」は、国の重要無形民俗文化財に指定されています。この祭りは、1年の厄を払い、無病息災と五穀豊穣を祈願する修正会(しゅしょうえ)の行事です。燃えさかるたいまつを振りかざした父鬼・母鬼・子鬼が堂内を豪快に巡り、住民の災厄を払います。鬼が幸いをもたらすという珍しい風習で、厳寒の中、多くの参拝者が訪れます。祭りは13時から始まり、僧侶による大般若経転読、昼の鬼走り、子ども鬼走り、福餅まきを経て、夜には息災護摩供、柴灯護摩供が行われ、21時からはたいまつに点火された夜の鬼走りがクライマックスを迎えます。鬼役は松明作りに始まり、祭りの前1週間は水行や精進潔斎で身を清めます。子ども鬼はしりも行われ、後継者育成にも力が入れられています。鬼走りの行者は、法螺貝や鐘、太鼓、棒打の音響の中、斧を持った父鬼、稔木を持った母鬼、槌を持った子鬼が、火の粉を振りまくたいまつを持って堂内を3周します。火天役による火伏の行も行われ、たいまつを高く掲げ、水の字を描くように振る姿は迫力満点です。かわせ役が水を撒いて火天の火傷を防ぎ、床に落ちた火を消します。鬼の登場とともに堂内は火の海と化し、炎が生き物のように天井やひさしを這う光景は圧巻です。

篠原おどり
2026年01月18日
奈良県 五條市
篠原おどりは、奈良県五條市大塔町篠原に伝わる民俗芸能で、奈良県指定無形民俗文化財および国選択の記録作成等の措置を講ずべき無形の民俗文化財です。その起源は、村中総出で氏神様に踊りを奉納したところ、獰猛なオオカミ退治が成就したことへの感謝の踊りであるという説や、農作物への獣害をオオカミが守ってくれていたことへの感謝の踊りであったという説があります。現在、保存会は、毎年1月、篠原にある天満神社に奉納する「梅の古木踊」「世の中踊」「宝踊」といった「式三番」と呼ばれる踊りや、その他14番の踊りを伝承しています。男性は締太鼓を打ちながら踊り、女性は扇を手に踊るのが特徴です。かつては鎮守の天神社に奉納した後、余興としてお寺でも踊られていました。江戸時代の資料には、他の村々から篠原おどりを見に来た記述もあり、数日間にわたり盛大に行われたことが伝わっています。歌詞が伝わっているものが37曲あり、踊りも伝わっているものが17曲あるなど、多くの曲目が伝承されていることは珍しく、神事としてだけでなく、演芸としても発展してきた歴史があります。地域の過疎化・高齢化により踊り手が減少した時期もありましたが、村外の人々の力も借りて後世に受け継ぐための活動が行われています。