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Bonin ✕ Botany ー東京大学植物学教室の小笠原調査ー

Bonin ✕ Botany ー東京大学植物学教室の小笠原調査ー

文化
開催期間
2025年04月15日(火) - 2025年10月12日(日)
開催地
東京都 文京区
詳細
1879年に東京大学植物学教室の初代教授矢田部良吉、助手の松村任三らが父島に上陸し植物調査を行って以来、植物学教室の研究者や卒業生らが度々小笠原を訪れてきました。1968年の小笠原諸島返還に伴い、山崎敬らによって行われた植物調査以降、多くの固有の植物が個体数を減らし絶滅の危機に瀕していることが認識され始めました。1980年代には小石川植物園の技術職員が小笠原の植物の保全に着手し、東京都による事業化を経て、環境省の委託による保護増殖事業として現在も継続されています。植物学教室と小石川植物園は実に150年近く小笠原の植物と関わり続けてきたと言えます。本企画では東京大学植物学教室の研究者らによる小笠原調査の歴史を紹介するとともに、昨年出版されたCurtis’s Botanical Magazine小笠原特集号に掲載された植物画の複製原画を展示します。また温室で公開されている国内最大の小笠原植物コレクションも紹介します。