
密やかな美 小村雪岱のすべて
文化
- 開催期間
- 2026年04月11日(土) - 2026年06月07日(日)
- 開催地
- 千葉県 千葉市 / 千葉市美術館
- 詳細
- 大正から昭和初期にかけて、日本画、書籍の装幀、挿絵、舞台装置、映画の美術考証など、幅広いジャンルで活躍した小村雪岱(こむら せったい 1887-1940)の画業のすべてを紹介する展覧会です。装幀では泉鏡花との共作に代表される繊細極まりない意匠で新境地を拓き、挿絵では「おせん」や「お傳」といった稀代の美女を世にだし、舞台装置でも「一本刀土俵入」で新風を送るなど、いずれの分野でも洗練された仕事を見せ、大衆を魅了しました。本展では、雪岱の代表作を網羅し、彼の画業を「人」とのつながりから再考します。数多の文学者や日本画家、出版人や舞台人たちとの交流と協働に光をあて、互いの仕事へのリスペクトから雪岱の作品世界がいかに生み出されたかをみつめ、新たな小村雪岱像の構築を目指します。デザイン、原画、日本美術、浮世絵、版画、総合芸術、装幀といった多彩なジャンルを横断した雪岱の代表作を一堂に集め、短くも濃密な創作人生をたどります。特に、泉鏡花、堀尾成章、松岡映丘、邦枝完二、尾上菊五郎、鏑木清方など、雪岱が深く関わった人物たちとの関係性を軸に、ジャンルを超えて活躍した彼の多彩な活動の背景に迫ります。雑誌挿絵に見る新たな視点から、大衆文化と密接に結びついた挿絵の表現を通して、雪岱が追い求めた粋と艶の美学を紹介します。また、装幀や挿絵の陰に隠れがちだった日本画家としての側面にも光をあて、その芸術性を再評価します。
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