
鎮疫祭(御心経会)
祭り
- 開催期間
- 2026年02月13日(金)
- 開催地
- 大分県 宇佐市 / 八坂神社[弥勒寺跡]
- 詳細
- 鎮疫祭(ちんえきさい)は、疫病、自然災害、その他の不幸を防ぐために宇佐神宮で斎行される祭典です。かつて神宮寺「弥勒寺」の守護神であった「祇園社(現在の八坂神社)」で、陰暦正月13日に「御心経会(おしんぎょうえ)」として営まれた法会が起源とされています。約千年前、宇佐宮の僧侶が般若心経を夜通し唱える儀式として始まりました。明治初年の神仏判然令により弥勒寺は廃されましたが、その歴史は現在も受け継がれ、神職と僧侶による合同の祭事として行われる現代では珍しい行事です。前日12日には宵祭が斎行され、八坂神社の境内で焚かれる忌火にて近隣の氏子たちは古い神符類を焚き上げて厄疫退散を祈ります。翌日13日には、宇佐神宮の神職と真言宗の僧侶が上宮での祭典の後、八坂神社に参進し神事を執り行います。宮司の祝詞奏上に続き、長さ3.5mもある五色の幣帛を鳥居の上に投げ越す「幣越神事」が行われ、鳥居を越えた幣帛は特に縁起が良いとされています。幣帛には一年間、病気や災害から家庭を守る御利益があるとされ、かつては多くの人々が持ち帰ろうと競いました。幣越神事に続いて、八坂神社の正面の舞台で舞楽の「振鉾」と「陵王」が奉納されます。その後、真言宗僧侶による般若心経読経と独特勇壮な行事が続き、祭典後の「鳩替神事」で締め括られます。この鎮疫祭は、大分県選択無形民俗文化財に指定されています。
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