
城下町杵築散策とひいなめぐり
文化
- 開催期間
- 2026年02月14日(土) - 2026年03月15日(日)
- 開催地
- 大分県 杵築市 / 大原邸
- 詳細
- 春のやわらかな光に包まれるころ、杵築では、町家やお店の一角におひなさまが飾られます。それぞれの家で大切に受け継がれてきた人形たちは、この時季だけ、そっと扉をひらいて訪れる人を迎えてくれます。「ひいなめぐり」は、展示を見るだけの催しではなく、石畳の坂を歩き、町の空気を感じながら、暮らしの中に息づく春と、人の想いに出会う杵築散策です。大分県国東半島の南の玄関口である九州豊後路の小京都杵築は江戸時代がそのまま残る城下町です。南北の高台にある武家屋敷とその狭間の商人の町との凸凹のあるサンドイッチ型城下町は日本で唯一といわれています。杵築では雛を「ひいな」と古語で呼び表し、雛の季節には、武家や商家で愛でられてきた雛などが城下町を華やかに彩ります。また、和服の場合は、公共観光文化施設が入場無料となるほか、市内協力店で割引などのサービスが受けられます。

