太宰府天満宮 鬼すべ神事
祭り
- 開催期間
- 2026年01月07日(水)
- 開催地
- 福岡県 太宰府市 / 太宰府天満宮
- 詳細
- 太宰府天満宮の鬼すべ神事は、約1,000年の歴史を持つ伝統的な火祭りで、福岡県の無形民俗文化財に指定され、日本三大火祭りの一つです。寛和2年(986年)に菅原道真公の曽孫・菅原輔正によって始められ、災難消除・火除け・無病息災・開運招福を祈願します。氏子たちが鬼の装飾や衣装を身にまとい、燻手(すべ手)、鬼警固(おにけご)、松明、鬼係の約300〜500名に分かれて参加。19時頃、各氏子町内から「おんじゃ、おんじゃ」の勇ましい掛け声とともに松明や大団扇を持ち、太宰府駅前から参道、太鼓橋を渡り境内へ行列します。楼門鳥居前でお祓い後、21時頃に鬼すべ堂でクライマックスの火渡しと炎の攻防が始まります。うず高く積まれた松葉や藁に御神火を灯すと巨大な炎と煙が上がり、燻手が煙を送り込み鬼をいぶし出し、鬼警固が壁を叩いて反撃する激しい戦いが繰り広げられます。壁の鳴る音と掛け声の臨場感、迫力ある炎が圧巻の見どころで、多くの参拝者が一年の幸せを祈ります。鷽替え神事に続き、厳かな雰囲気の中で神職と氏子が鬼を退治して終了します。[1][3][6][7][9]





