三原神明市
祭り
- 開催期間
- 2026年02月06日(金) - 2026年02月08日(日)
- 開催地
- 広島県 三原市 / 東町第一公園
- 詳細
- 三原神明市は、広島県三原市で毎年2月に行われる伝統的な祭りです。伊勢神宮を祀る祭りが起源とされ、室町末期に港町として栄えていた三原で、九つの町組が寄り合って始まったと言われています。三原城を築いた小早川隆景もこの祭りを大切にしたと伝えられています。備後地域における春祭りの先駆けとしても知られ、その遺風は現代まで受け継がれています。祭りのシンボルである高さ約3.9mの「神明大だるま」は、訪れる人々の目を引きます。全国から約500軒を超える露店商が出店し、たこ焼き、たい焼きなどの飲食店のほか、金魚すくいや射的といったゲームの露店も軒を連ねます。また、古くから農具や苗木などが売られていた名残から発展した植木市や、縁起物として鉢巻きダルマが売られるダルマ市も人気です。家内安全や開運を願う人々がダルマを買い求め、家族の数だけダルマを用意し、その背に名前を書いて神棚に供える風習があります。願いを叶えてくれたダルマを供養する供養塔も設けられています。令和8年(2026年)には、三原小学校の児童による三原だるま行列も予定されており、祭りの賑わいを一層盛り上げます。JR三原駅前周辺では「三原神麺市」も同時開催され、祭りの雰囲気を楽しめます。


