とりマニア
文化
- 開催期間
- 2026年01月24日(土) - 2026年03月29日(日)
- 開催地
- 大阪府 池田市 / 逸翁美術館
- 詳細
- 逸翁美術館（大阪府池田市）で開催される「とりマニア」展は、古来より画題として愛されてきた鳥の美しい姿に焦点を当てた展覧会です。花鳥画として描かれた鳥たちの飛翔する姿や、水辺、野原、木々に佇む様子など、多様な表現をご覧いただけます。また、和歌や俳句に詠まれ、工芸作品のモチーフともなってきた鳥は、長寿や繁栄のシンボル、季節の移ろいを示す存在としても親しまれてきました。本展では、逸翁美術館の収蔵品の中から、鳥にまつわる作品を多数展示します。普段はなかなか目にすることのできない貴重な作品も登場し、まるで美術館内でバードウォッチングを楽しむかのような体験ができるでしょう。小林一三自身も酉年生まれであり、鳥を関心あるモチーフの一つとして多くの作品を収集していたことから、本展は彼のコレクションの一端に触れる機会ともなります。展示作品には、「木蓮孔雀図」や「一鷺平安図」、「松樹双鶴図」、「花鳥図」、「柿目白図」、「群鴨図」、「牡丹孔雀図」、「秋草鶉図」といった絵画に加え、重要美術品である「須恵器 脚付鳥蓋壷」や「青磁天鶏壷」なども含まれます。さらに、2026年3月7日（土）には、漫画家・イラストレーターの鳶田ハジメ氏を講師に招いたトークイベント「とりに誘われて－めくるめく野鳥の世界」も開催され、野鳥の世界の魅力について語られます。
