特別展「白山信仰と三河三白山」
文化
- 開催期間
- 2025年11月22日(土) - 2026年01月18日(日)
- 開催地
- 愛知県 安城市 / 安城市歴史博物館
- 詳細
- 安城市歴史博物館で開催されるこの特別展は、安城市内に所在する大岡白山神社（大岡町）、白山媛神社（上条町）、桜井神社（桜井町）の三社を総称して「三河三白山」と呼ぶ由緒を紹介する。江戸時代、これらの三社は徳川家康や幕府より朱印地が与えられたと伝えられ、白山信仰の中心となっている。三社に共通する白山信仰は、石川県・福井県・岐阜県にまたがる白山を神体山とする信仰で、全国各地に残る関連史料を基にその由緒を詳述。展覧会では、三河地域における家康らによる起請文の発給や庶民の白山参詣などの諸相を文書資料から読み解くことができる。これにより、白山信仰の広がりと地域性、そして三河三白山の歴史的意義を深く理解できる見どころが満載。関連イベントとして、記念講演会「泰澄和尚と白山信仰」（2026年1月10日午後2時、講師：堀大介佛教大学教授、定員60人、抽選）、歴博講座「三河と白山信仰めぐる諸相」（12月13日午後2時、講師：千田佑香学芸員、定員60人、先着順）、展示解説（11月24日・12月20日午後2時、各15人、先着順）があり、信仰の背景を専門家から学ぶ機会を提供。観覧料は一般500円（中学生以下無料、団体20人以上400円、学生割引あり）。開館時間は9:00～17:00（入館16:30まで）、月曜休（祝日開館）、12/28～1/5休館。歴史好きや地域文化に興味がある人にとって、白山信仰の多角的な魅力を体感できる貴重な展覧会である。[1][2][4][5]
