小原の冬の風物詩「カンゾカシキ」
体験
- 開催期間
- 2026年01月16日(金)
- 開催地
- 愛知県 豊田市 / 豊田市小原和紙のふるさと 小原和紙美術館
- 詳細
- 豊田市小原和紙のふるさとでは、和紙の原料となるコウゾを蒸して樹皮をはぎ取る小原地区の伝統作業「カンゾカシキ」が行われます。この取り組みは、和紙の需要減少とともに一度は途絶えたカンゾカシキを、和紙の魅力を再び発信しようと平成8年から地域住民らとともに復活させたもので、今回で31回目となります。カンゾカシキではぎ取られたコウゾは、豊田市内の小学校、中学校、特別支援学校の卒業証書の原料として使用されます。かつて小原地区では、番傘などに使われる「三河森下紙」が盛んに生産され、それに伴いカンゾカシキが行われていました。「カンゾカシキ」という呼称は、和紙原料である「コウゾ」と、蒸し器である「コシキ」がなまったものに由来します。一般の方も当日参加可能で、汚れてもよい服装・靴、軍手を持参すれば、紙漉きの伝統作業であるコウゾの皮むきを体験できます。
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