大河内池大神社例祭
祭り
- 開催期間
- 2026年01月05日(月)
- 開催地
- 長野県 天龍村 / 大河内 池大神社
- 詳細
- 大河内池大神社例祭は、天龍村の南西部にある大河内集落の池大神社で毎年1月5日に行われる伝統的な例祭で、国の重要無形民俗文化財に含まれる「天龍村の霜月神楽」の一つとして夜通し奉納される湯立神楽が最大の見どころです。祭りは午後に始まり(お登りの太鼓で開始)、神事の後に舞が始まり、湯釜を中心に囲んで舞いが続けられます。舞では扇や剣などを持ち替えながら面形のない(面を付けない)湯立神楽が行われ、最後の「鎮めの舞」は熟練者による厳粛で重厚な所作が特徴です。釜の湯を四方に散らす場面や、釜の湯を飲むと無病息災に効果があると伝えられ、見学者が瓶に入れて持ち帰ることもあるなど、信仰と芸能が一体となった原風景を体感できます。標高約800mの山間集落で夜間に行われるため、寒さや煙への備えが必要ですが、湯立神楽特有の緊張感と迫力、地域に受け継がれる舞の流れを間近で観察できる貴重な機会です。天龍村では例年、見学者向けに送迎バスの運行なども案内されることがありますが、詳細は天龍村の案内に基づく実施情報を参照してください。


