
ミュージアムワンダールーム 触れられない・でも・覚えている
文化
- 開催期間
- 2025年12月02日(火) - 2026年01月12日(月)
- 開催地
- 長野県 安曇野市 / 安曇野市美術館
- 詳細
- 安曇野市美術館で開催される「ミュージアムワンダールーム 触れられない・でも・覚えている」は、長野県にゆかりのある4名の現代アーティスト、淺井真至、平良光子、平田尚也、宮内由梨を招き、展示室や回廊で独自の空間を演出する冬の特別展です。淺井真至は、淡い色彩で抽象的な形や文様、キャラクターを描いた絵画作品を紹介します。平良光子は、生き物を主題とし、聖書や詩などから着想を得た物語の一場面を、動物彫刻として制作した作品を展示しています。平田尚也は、インターネット上の画像や3Dデータなどの素材を用いて、AIを活用して制作した彫刻や映像作品を発表します。宮内由梨は、身体の感覚、とりわけ皮膚感覚や内臓感覚に焦点を当てたインスタレーションや絵画などの作品を展示します。本展では、物理的には触れることのできない作品が鑑賞体験として記憶に残ることに注目し、各作家の表現を通して現代美術の多様なあり方を紹介する構成となっています。この鑑賞体験が、漠然とした「気づき」や、自身の奥底にある人間本来の知覚や感情を見出すきっかけとなることが期待されます。




