
笠間日動美術館 珠玉のコレクション 近代西洋美術の巨匠たち
文化
- 開催期間
- 2026年02月14日(土) - 2026年03月29日(日)
- 開催地
- 福井県 福井市 / 福井市美術館 アートラボふくい
- 詳細
- 19世紀から20世紀にかけて、フランスを中心とする美術界では、多くの芸術家が新しい表現を模索し、個性や主観を重視した作品を生み出しました。19世紀後半にパリで誕生した印象派は、光や色彩の表現を追求した革新的な絵画によってその後の多様な美術運動への扉を開き、後期印象派やフォービスムの画家たちが登場することになります。1920年代になると、パリには様々な国から芸術家が集まり、特定の主義や様式にとらわれず、個々の表現を追及し、エコール・ド・パリ(パリ派)と呼ばれるようになりました。本展は、茨城県笠間市にある笠間日動美術館の西洋絵画コレクションから、モネやルノワール、セザンヌ、ルドン、マティス、シャガール、ピカソらによる油彩、パステル、水彩、版画など、印象派からエコール・ド・パリに至るまでの珠玉の作品をご紹介します。主な展示作品として、クロード・モネの《ヴェトゥイユ、水びたしの草原》(1881年)、ピエール=オーギュスト・ルノワールの《泉のそばの少女》(1887年)、アンリ・マティスの《窓辺にすわる女》(1919-20年頃)などが展示されます。

