
大磯の左義長
祭り
- 開催期間
- 2026年01月17日(土)
- 開催地
- 神奈川県 大磯町 / 北浜海岸(大磯港)津波避難タワー
- 詳細
- 大磯の左義長は、セエノカミサン(道祖神)を祀る伝統的な火祭りであり、セエトバレエやドンドヤキとも呼ばれ、国の重要無形民俗文化財に指定されています。その起源は、厄神である目一つ小僧が村人の行いを記した帳面を道祖神に預けたまま夜が明けてしまい、道祖神が困り果てて帳面と共に自身の家を燃やしたという伝説に由来します。祭りの当日、町内各所から集められたお飾りや縁起物は浜辺に運ばれ、9つの大きな円錐型のサイトが作られます。日が暮れるとこれらのサイトに火が灯され、炎で焼いた団子を食べると風邪をひかない、書き初めが空高く舞い上がると腕が上がる、松の燃えさしを持ち帰って屋根に載せると火災除けになるといった言い伝えがあります。また、褌姿の若衆が仮宮を海に引き入れる「ヤンナゴッコ」も行われ、浜方と陸方に分かれて綱引きで競います。祭りの数日前からは、子どもたちが御仮屋に集まり太鼓を叩くなどして賑やかに過ごし、地元の人々は道祖神にお参りする「七所詣り」を行います。










