アプリでもっと便利に!
Download on the App StoreGet it on Google Play
三井記念美術館 展覧会「国宝 熊野御幸記と藤原定家の書 ―茶道具・かるた・歌仙絵とともに―」

三井記念美術館 展覧会「国宝 熊野御幸記と藤原定家の書 ―茶道具・かるた・歌仙絵とともに―」

文化
開催期間
2025年12月06日(土) - 2026年02月01日(日)
開催地
東京都 中央区 / 三井記念美術館
詳細
三井記念美術館では、開館20周年を記念し、国宝「熊野御幸記」を全巻展示する特別展を開催します。鎌倉時代、建仁元年(1201年)に藤原定家が後鳥羽上皇の熊野参詣に随行した際の自筆記録である「熊野御幸記」を久方ぶりに公開します。あわせて、館蔵の藤原定家の書として、「大嘗会巻」や「小倉色紙」、「歌切」などを展示します。特に「大嘗会巻」は、藤原実資の日記『小右記』から長和元年(1012年)の大嘗会の記録を定家が筆写したもので、当館では初公開となります。また、江戸時代以来、小堀遠州などの茶人に好まれた「定家様」の書にちなみ、定家の和歌に基づく銘を持つ茶道具や、定家様で書かれた小色紙・箱書なども紹介します。さらに、和歌の世界で六歌仙や三十六歌仙に選ばれた定家に関連し、百人一首かるたや歌仙絵も展示し、最後に重要文化財「東福門院入内図屏風」で締めくくります。本展は、和歌と歌仙絵でつながる展覧会として、日本の古典文学の世界に親しむ機会を提供します。