紀元祭
祭り
- 開催期間
- 2026年02月11日(水)
- 開催地
- 茨城県 稲敷市 / あんば様総本宮 大杉神社
- 詳細
- 大杉神社は、縄文の原初に響く信仰を礎とし、時代ごとの苦難に寄り添い、人々の「生きる力」を護る社として歩んできました。主祭神は倭大物主櫛甕玉大神（やまとのおおものぬしくしみかたまのおおかみ）です。元始の大杉神社は縄文時代に端を発する「あんばさま」を祀ることに起因します。神護景雲元年（767年）には、勝道上人が疫病に苦しむ人々を救済するため巨杉に祈念し、三輪明神（倭大物主櫛甕玉大神・大己貴大神・少彦名大神）が飛来鎮座したと伝えられ、以降、疫病をはじめあらゆる厄難から救済する神として「悪魔祓のあんばさま」と称されるようになりました。平安末期から文治五年（1189年）にかけては、常陸坊海存が社僧を務め、数々の奇跡を起こしたと伝わります。海存は、その容貌から大杉大明神の眷属である天狗とされたといいます。境内には、摂社・末社として大国神社、勝馬神社、最勝立身出世稲荷神社、相生神社、捄総社、日祀社、鵜神社、梶鳥社、神護社、雪隠神、五十瀬神社、日吉山王宮、白山神社、妙見宮、四柱神社、天満宮、葦船神社などがあります。祭事暦によれば、令和8年（2026年）2月11日に紀元祭が執り行われます。