上山市民俗行事 加勢鳥
祭り
- 開催期間
- 2026年02月11日(水)
- 開催地
- 山形県 上山市 / 上山城 第１広場
- 詳細
- 上山市の伝統民俗行事「加勢鳥（かせどり）」は、毎年2月11日（建国記念の日）に上山城正門前広場での祈願式を皮切りに上山市内を練り歩く冬の祭りである。藁で作った鳥の形をした「加勢鳥」が町中を巡行し、参加者が「カッカッカー」と鳴きながら踊り歌い、各家では手桶で加勢鳥の頭めがけて祝いの水を掛ける風習がある[1][6]。この水掛けは五穀豊穣や商売繁盛を祈るもので、行事の中で女児が加勢鳥から落とされたわらを髪に結うと黒く豊かな髪になるという民間伝承も伝えられている[1]。当日は上山城前での祈願式（神事）の後、加勢鳥が城下を出発して市内各所を巡り、地元グッズ販売や加勢鳥をイメージした限定グルメ（例：カセ鳥うどん）の出店、プチマルシェなどの関連イベントが行われることがある（過去の案内による）[4][3]。伝統衣装や大勢の地域参加者による練り歩き、冬の冷水を受ける勇壮な光景と、地元の食や土産（Tシャツ・手ぬぐい等）の販売が見どころである[4][6]。過去の開催情報では見学無料で、集合・祈願式が上山城（上山城前広場）で行われ、行程は城前広場〜上山市内となっている[1][4].
