大日堂舞楽
文化
- 開催期間
- 2026年01月02日(金)
- 開催地
- 秋田県 鹿角市 / 大日靈貴神社 (大日堂)
- 詳細
- 秋田県鹿角市八幡平小豆沢地区の大日霊貴神社（通称大日堂）で毎年1月2日に奉納される国指定重要無形民俗文化財でユネスコ無形文化遺産。約1300年の歴史を持ち、養老2年（718年）に再建された神社で都から下向した楽人により伝えられた舞楽で、大里、小豆沢、長嶺、谷内の四集落の能衆が集い社前と殿内で奉納される。谷内・長嶺勢は表参道、大里・小豆沢勢は裏参道から境内に入り、4地区が揃うと修祓の儀、地蔵舞、幡綜の行事が行われ、次いで堂正面階下で花舞（神子舞、神名手舞、権現舞）が舞われる。田楽舞では小豆沢6人が綾笠をかぶり、小鼓、太鼓、ささら、笛の伴奏で天狗鼓舞、立ササラ舞、大車の3節を披露。山岳信仰や農耕儀礼と深く結びつき、地域住民が守り続ける世界に誇る神々の舞で、新年の神事として神秘的な雰囲気を醸し出す貴重な伝統芸能である。[3][6]
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