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弥治郎こけし初挽き

文化
開催期間
2026年01月02日(金)
開催地
宮城県 白石市 / 弥治郎こけし村
詳細
弥治郎系の伝統こけし工人が1年間の無病息災と技術の向上を祈願する新年の儀式で、白石市弥治郎地区のこけし文化の始まりを飾るイベントです。木地師の始祖とされる小野宮惟喬親王を祀る惟喬神社(こけし神社)で開催され、弥治郎こけし村隣接地に位置します。初挽きとは、こけし作りの木地師たちが新年に初めてろくろを回し、伝統技法を披露する神事です。このイベントは、宮城県白石市の弥治郎地区がこけしの産地として知られる中で、400年以上の歴史を持つ七ヶ宿木地業の流れを汲む木地挽きの伝統を体現しています。工人たちが集まり、無病息災を祈願しながら初のこけし挽きを行い、訪れる人々にその技を見せます。弥治郎こけしは頭部に二重や三重の輪が描かれベレー帽のような愛らしい形状、胴体に鮮やかな色付けと子どものような素朴な表情が特徴で、現在も10数名の工人が守り続けています。この初挽きは地域の新年行事として、地元住民や観光客が集まり、こけし文化の魅力を直接感じられる機会です。伝統の技と祈りの雰囲気が融合し、弥治郎こけしの歴史的背景を深く知るのに最適なイベントです。