白木野人形送り（厄払い祭り）
祭り
- 開催期間
- 2026年01月19日(月)
- 開催地
- 岩手県 西和賀町 / 白木野
- 詳細
- 白木野人形送りは、岩手県西和賀町白木野地区で毎年1月19日に行われる伝統的な厄払い祭りです。この祭りは、地域内の疫病神を背負わせたワラ人形を地区外へ送り出し、地区境の木に結びつけることで、外からの疫病の侵入を防ぎ、一年間の無病息災を祈願する行事です。ワラ人形は、ちょんまげに裃（かみしも）をつけ、男根と大小2本の刀を差した侍の姿が特徴で、特定の神を表すものではありません。この人形作りは午前9時頃から白木野公民館で行われ、その後、約1キロメートルの道のりを練り歩き、地区境の木に人形を祀ります。この行事は、江戸時代中期の疫病流行後から始まったとされ、200年以上前から続いていると考えられています。昭和57年には西和賀町無形民俗文化財に指定されています。祭りは午前中に開催され、周辺に不幸があった場合は急遽中止となる場合があります。
