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御願解き(ウグァンブトゥチ)

御願解き(ウグァンブトゥチ)

文化
開催期間
2026年02月11日(水)
開催地
沖縄県 渡名喜村 / 渡名喜村
詳細
沖縄では、旧暦12月24日に一年の御願を締めくくるための拝みが行われてきました。その中の一つが、御願解き(ウグァンブトゥチ)です。これは、これまでに立ててきた御願を下げ、一年を無事に過ごせたことへの感謝を伝える拝みであり、新しい願いを立てるものではなく、年末の節目として御願に区切りをつける役割を持っています。旧暦12月24日には、屋敷の御願、御願解き、ヒヌカン上天の拝みが行われ、その後、大晦日であるトゥシヌユールへと向かいます。御願解きは、その年末行事の中で、立てた御願を終え、次の年を迎える準備をする拝みとして位置づけられてきました。春に立てた御願を年末に下げるという考え方に基づき、一年を通して立てた御願を旧暦12月という年の終わりにまとめて下げ、無事に過ごせたことへの感謝を伝えることが、御願解きを年末に行う理由とされています。御願は立て続けるものではなく、下げて終えるところまでが一つと考えられており、御願解きは、願いを打ち消す行為ではなく、一年間の御守護への感謝を伝え、次の年を迎えるために拝みを終えるためのものとして行われてきました。御願解きを行う前には、うさぎむん(お供え物)の準備も行われ、酒(お神酒)、花米(お米)、洗い米、ウチャヌク、シルカビなどが供えられます。これらは、場と供え物を清める、純粋・無垢なものとして穢れを落とす、御願を立てたことそのものを形として示す、神様へ納める税としての意味を持ちます。

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