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日吉神社神幸神事(よいとまかせ)

祭り
開催期間
2026年05月03日(日)
開催地
鳥取県 米子市 / 日吉神社
詳細
日吉神社神幸神事「よいとまかせ」は、鳥取県米子市淀江地区に伝わる伝統的な神事です。370年以上の歴史を持ち、米子市指定の無形民俗文化財に指定されています。この神事は、江戸時代の寛永14年(1637年)以前から始まり、度重なる中断を乗り越え、慶応4年(1868年)以降は毎年続けられてきました。明治24年の大火災で道具が焼失した際も、氏子たちの尽力により再興され、現在まで受け継がれています。神幸行列は、約200名が参加し、長さは約200~250メートルに及びます。行列の先導では、「エンヨーイヤナ、エンヨイトマカセ、サ、サ、サ、サアヨイトマカセ」という掛け声が響き渡り、「いい世の中だなあ、さあ、もっといい世の中でありますように」との願いが込められています。この掛け声から、祭りは「よいとまかせ」と呼ばれるようになりました。行列は、杖払、箒引、大鳥毛、社寺奉行御供回り、鉄砲組、子供神輿など、様々な役割を持つ人々で構成され、特に社寺奉行が手作りの馬を腰につけ、馬子を従えて奴の舞を指揮する姿や、前後二つのグループを持つ「神輿渡御」は、この神事の大きな特徴です。神輿の直前には、駄倉町と堀町の少年たちによる道神楽が行われ、新旧の神楽獅子も加わります。神幸神事であるため、神輿が中心となり、神社に参拝できない氏子の元へ御神体が出向き、氏子の無病息災を願うものです。そのため、道すがら獅子が氏子の頭を噛んだり、長持などの道具で頭を撫でたりする風習も見られます。行列は各地区ごとに参列し、9号線を折り返した地点からそれぞれ帰路につくため、最終的に日吉神社に戻ってくるのは神輿と道神楽のみとなります。寺社奉行などの行列の先頭部分は、勇壮でありながらも親しみやすく、昔ながらの行事の雰囲気を伝えています。