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生誕135周年 初代磯尾柏里展 彫刻家の夢

生誕135周年 初代磯尾柏里展 彫刻家の夢

文化
開催期間
2026年01月10日(土) - 2026年02月23日(月)
開催地
兵庫県 丹波市 / 丹波市立植野記念美術館
詳細
三代にわたり丹波市を拠点に活動してきた彫刻一家・磯尾家の初代、磯尾健治(1890~1969)の生誕135周年を記念した回顧展です。健治は「あたたか味と郷土色あふれた文化の香り高い作品を創作して彫塑会の興隆発展に尽力した」と評価され、1968年には兵庫県文化賞を受賞しました。しかし、その彫刻家としての歩みは平坦ではなく、幼少期に両親の反対にあい大工修行を経験した後、大阪や東京での活動を経て、1923年の関東大震災を機に帰郷。1924年に丹波を拠点に独学で彫刻をすることを決意しました。初期には粘土細工の役者像を制作し、その後、木彫で盆や茶托などの「売り物」を手掛け、一刀彫で動物を制作するようになり、恵比寿や大黒天といった人型彫刻の制作に至りました。本展では、健治の生涯を回顧するように、初期の作品から最晩年の木彫作品《おさん茂兵衛》まで約80点の作品を網羅的に紹介します。