蟹満寺 修正会「万燈供養」
文化
- 開催期間
- 2025年12月31日(水) - 2026年01月01日(木)
- 開催地
- 京都府 木津川市 / 蟹満寺
- 詳細
- 今昔物語集「蟹の恩返し」の縁起で知られる古寺、蟹満寺で、大晦日に修正会「万燈供養」が行われます。燈篭約600燈が境内を灯し、幻想的な雰囲気に包まれます。本尊で国宝の釈迦如来(白鳳時代作・丈六・金銅佛)が御開帳されます。元旦を迎えるとともに、開運厄除け観音大護摩供が厳修されます。このイベントは、蟹満寺の伝統的な修正会として、年末年始の厳かな儀式を通じて参拝者を迎えます。約600燈の燈篭が境内全体を優しく照らし出し、夜の闇の中で幻想的で神秘的な光景を生み出します。国宝の釈迦如来御開帳は、白鳳時代の貴重な仏像を間近で拝観できる貴重な機会であり、その荘厳な姿に心奪われます。また、元旦直前の開運厄除け観音大護摩供は、火の護摩行を通じて一年の無病息災と福を祈願するクライマックスです。蟹満寺の歴史的な縁起話「蟹の恩返し」と結びついたこの行事は、命の尊さや感謝の念を想起させ、参拝者に深い感動を与えます。参拝無料で誰でも参加可能ですが、行事終了後は公共交通機関が終了しているため注意が必要です。アクセスは奈良線「棚倉駅」から徒歩19分、またはコミュニティーバス「蟹満寺口」から徒歩6分(12月31日はバス運休)。この幻想的な燈篭の海と国宝仏の開帳、護摩供の炎が織りなす光と火のコントラストは、現代では稀有な伝統美を体現し、訪れる者を心から癒やし、新年の希望を灯します。[1]






