
大曽根注連掛神事
文化
- 開催期間
- 2026年01月24日(土)
- 開催地
- 三重県 尾鷲市 / 掛磯の夫婦岩
- 詳細
- 大曽根注連掛神事は、三重県尾鷲市大曽根町にある掛磯の夫婦岩に注連縄を掛ける神事です。この掛磯は、かつて大宝天王社(尾鷲神社)の御神宝である「獅子頭」が波に打ち上げられたと伝えられる神聖な場所です。この神事は、尾鷲神社の祭礼である「尾鷲ヤーヤ祭」の役人の到着前に、大曽根町が役人を迎えるために行われていたことに由来します。祭礼期間の短縮に伴い役人の在廻りは廃止されましたが、大曽根町では毎年1月吉日にこの注連掛神事を続けています。神事の始まりは定かではありませんが、獅子頭の制作が文禄の頃(1592~1596年)であることから、この神事も文禄年間から続いていると考えられています。この神事は、尾鷲市の無形民俗文化財として指定されています。





