
津観音鬼押さえ節分
祭り
- 開催期間
- 2026年02月01日(日)
- 開催地
- 三重県 津市 / 津観音 五重塔
- 詳細
- 三重県津市にある津観音で、毎年立春前日に開催される「鬼押さえ節分」は、災いの象徴である鬼を観音様の力で押さえつけるという伝承に由来する伝統行事です。令和8年は2月1日(日)に開催されます。当日は、特設舞台にて津クイーンや地元商工会の方々による寸劇が披露され、一般応募の厄年、歳男、歳女らが参加して盛大に「福豆まき」が行われます。福豆まきは午後1時、午後2時半、午後4時の3回実施されます。江戸時代には罪人を鬼役として境内に放ち、侍や町役が追いかけるという激しい神事が行われていた歴史を持ちますが、現在は寸劇形式で披露されています。鬼押さえ節分に合わせて、星まつり厄除け厄払いも行われ、年始から2月2日まで毎日僧侶が祈願を続けます。また、福さらえ、福桝、福豆といった縁起物も授与され、新年の厄除け開運や商売繁盛、家内安全などを願うことができます。特に、福さらえは福や金運を寄せ集める縁起物として、福桝は「福がます、益々幸せ」といった縁起を担いでいます。福豆は、邪気を払い一年の無病息災を願う意味が込められています。当日は、鬼が練り歩く様子も見られ、家族で楽しめる祭礼となっています。

